ペットのための信託
活用例
(1)永年、ペットを飼っていて家族同様の存在となっています。
しかし自分も高齢になり、入院したり死亡したときにペットの世話をする人がいなくなってしまうことを心配している方がいるとします。
何かよい方法がないものかと悩んでいますが、思い当たらずにいます。
こうした悩みにも家族信託を活用することが出来ます。
ペットのために信託を利用することは、実はアメリカではかなり普及しているのです。
家族信託により、信頼できる人を「受託者」として選んでおき、その受託者が飼い主が飼育出来なくなった後のペットの飼育の責任を持ちます。
この場合、「受託者」が、動物愛護施設などに実際のペットの飼育を依頼することになるのが一般的で、ペットは、ペットの飼い主の死亡後も安心して天寿を全うすることが出来るのです。